清水焼コレクション|むらさき色がきれい

清水焼で鮮やかで、まるで茄子の お漬物のように綺麗なむらさき色 をみつけましたので、ご紹介いたします。

清水焼を使用の際の事前準備や注意事項

色鮮やかな清水焼ですが、その鮮やかさを末永く保つためにはなにを

したらいいか?

使い始めや使用中での注意点について書いてみます。

 

ーーー購入したらすぐ行ったほうが良いことーーー

 

【目止めをする】

 

目止めとは、陶器には目に見えない無数の隙間があり、その隙間が陶器の

特性を生み永く使うほど味わいや風合いなど独特の特色を出しています。

 

購入した時の状態や綺麗さという雰囲気を永く保つためには、隙間を埋める

目止めということを行うと購入した当時をながく保てるため、お気に入りには

必要なことであります。

 

目止めの方法は何種類かありますので、以下に書きます

 

①液体セラミックで目止めをする

液体セラミックという物が世には売り出されておりまして、これで目止めをします

効果は半永久的と言われています。

 

参考までに

食器用水漏れ防止処理剤 液体セラミック 300cc

 

 

②食器用シリコンで目止めをする

食器用シリコンというものが、またまた世には売り出されておりまして、陶器

の表面を主に目止めすることができます。色褪せや色落ちなどを防げますが

使用するほどに落ちますので、いずれは全て落ちてしまいます。

 

何年かで塗り直す必要があります。

 

参考までに

陶芸 溶剤 食器用シリコーン CP-M6 1kg|10P27May16|

 

 

③米のとぎ汁で煮沸し目止めをする

昔ながらの方法です。お米を食べる、ご家庭であれば問題なく手に入ります。

 

やり方は、米のとぎ汁を鍋に入れ火にかける前に陶器を入れます。

陶器は急激な温度変化を特に嫌いますので、割れたりしないように

気をつけましょう!

 

弱火で20分~30分ほど煮沸します。煮沸が終わったらコンロからすぐのおろさず

自然に冷めるのを待ち、手で取り出せる位、熱さを感じないまで冷まします。

冷水に入れたりするのは割れる原因、色落ちの原因となりますので、避けましょう。

 

 

ーーー陶器を使用する前にすることーーー

 

【水やぬるま湯を付ける】

 

食材を盛る側は水やぬるま湯を付けることにより軽く目止め効果が出ます。

 

調味料や茶渋などを防ぐこともできますので、永く購入した当時を保てます。

目止めを忘れてしまった場合や目止めをしていても、さらに効果が

ありますので、使用する前に行うようにしましょう!

 

 

ーーー陶器を使用する時に注意したいことーーー

 

【電子レンジの使用はできるだけ避けましょう。】

絵が書いてあるもの、金や銀の色があるものは電子レンジで高温になることにより

色落ちや剥がれてしまう原因になる恐れがあります。

 

 

先にも述べましたが急激な温度変化を避けましょう。

熱いものを入れた後に、すぐ水に付けることや直火にかけることは割れたり

する原因となります。

 

ーーー陶器のお手入れーーー

 

食器洗い機や乾燥機の使用は金や銀の色が剥がれてしまう場合があり、

また絵の具も高温を嫌いますので使うのは避けましょう。

 

乾かし方としては陶器のものは吸水性があるため、表面上は乾いていても

器の中心部分は乾燥が終わっていない場合があります。

自然乾燥を十分に行ってください。

 

 

ーーー収納方法ーーー

 

重ねて収納する場合はキズがつきやすいため発泡シートや紙などをはさんで

収納すると安心です。

 

 

ーーー修繕やその他のことーーー

 

臭いの付着は汚れや雑菌が原因の場合が多く、漂白剤や煮沸により軽減します。

煮沸はいきなり高温や冷水は避けましょう!

 

銀色の黒ずみは時間とともに現れてきてしまいます。消しゴムや専用の

サンドペーパーで磨くと元のように輝きます。

くれぐれもサンドペーパーは専用のものに限ります。目の粗いものを使用しますと

キズをつけてしまいます。

 

 

カビは漂白剤や煮沸が効果的です。漂白剤を使用したあとはしっかりと食器用

洗剤で洗いながしてください。

 

 

少しの破損については金継(キンツギ)という日本の伝統的な修理方法で

修復することが可能です。

大きな破損についても金継により可能な場合がありますが、完全に修復ができず

汁類が漏れてしまう場合がありますので、専門店を訪れることをお勧めします。

 

参考までに

【ポイント10倍】【送料無料】金継初心者セット